~ TOEIC英単語帳選びでお困りの方はこちら ~

【日本語解説付き】TEDで働き方を見つめ直す「空き時間に仕事の思考をオフにする方法」

【日本語解説付き】TEDで働き方を見つめ直す「空き時間に仕事の思考をオフにする方法」

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回はTED Talksで私が視聴した動画を紹介します。

「How to turn off work thoughts during your free time」

タイトルは「How to turn off work thoughts during your free time」で、日本語に訳すと「空き時間に仕事の思考をオフにする方法」みたいな感じでしょうか。動画は12分くらいでして、「オフの日も仕事で頭がいっぱいなあなたへ…」みたいなプレゼンテーションでした。

プレゼンの要約

ではまずプレゼンの全体像をつかんでおきましょう。要約は私が一人で行ったものなので、ポイントがずれていたらすみません(笑)

要約
  • スピーカーのガイ・ウィンチ氏はある日、オフの日も仕事のことで頭がいっぱいになっていたことで、自分が本当に心理学者としての仕事が好きなのかが分からなくなってしまっていたことに気づく
  • オフの日は仕事の思考をきっぱり切り離すことが、仕事への情熱や精神面のメンテナンス、ひいては体の健康にも重要であると説いている
  • そのためにできる3つのテクニックが①家の中でも仕事のためのスペースとそうでないスペースを明確に分ける、②家で仕事をする場合は仕事用の服や照明を決めてその中でのみ仕事をする、③オフでも仕事のことを考えてしまう時はだらだら考えるのではなく問題解決のように考える

仕事あるあるですね。昨今ではリモートワークや在宅ワークといった働き方がトレンドになっていまして、まさにこの「仕事とプライベートな時間の境界線」がぼんやりしてきていると感じます。

だからこそ、物理的な境界線の代わりに心理的な境界線を作りましょう!というのがウィンチ氏の主張です。家で仕事について考えるためのスペースや雰囲気、服装を設けることで気持ち的なスイッチができると。そしてそれでも仕事について反芻してしまう場合は、問題解決のフォームに沿って論理的に考えましょうと。

MEMO
やるべき仕事がたくさんあるわ…
→ この仕事は一体スケジュールのどこら辺に入れればフィットするかしら?
→ この後15分くらいあれば仕事は片付くから、どこで確保するか考えましょうか。
→ これは早くやらなきゃいけないから、あれが終わったらすぐに取りかかろう。

プレゼンの見どころ表現

次にプレゼンの見どころとして、ためになる英語表現をまとめてみました。

What if I had chosen the wrong career?
万が一自分が間違った進路を選んでしまっていたとしたら?

「What if ~?」は「もし~なら?/もし~だったとしたら?」という意味合いの便利表現です。ここではhad + 過去分詞形で仮定法過去完了になりまして、過去がもしこうだったら?と実際には起こっていない状況を想像する表現です。

Little Milk

They pop into our head when we don’t want them to. They upset us when we don’t want to be upset. They switch us on when we are trying to switch off.
それらは私たちが浮かんでほしくない時に頭に浮かび、苛立ちたくない時に私たちを苛つかせ、オフに切り替えたい時にスイッチをオンにしてきます。

ここでのTheyは反芻思考のことでして、望んでない時でもお構いなしに浮かんでくるよね~という話をしています。whenでつなぐことでこうした文章が作れるんだというのがポイントですね。

Little Milk

If you want to reduce your stress and improve your quality of life, you don’t necessarily have to change your hours or your job.
もしストレスを緩和して生活の質を向上させたいのであれば、必ずしも仕事の時間や仕事自体を変える必要はありません。

スピーチの結論部分です。英語表現としてポイントは「not necessarily ~」でして、「必ずしも~ない」というニュアンスになります。don’t necessarily have to doはセットで押さえておくと便利ですね。

Little Milk

注意
引用文中の和訳は筆者によるものです

プレゼンの個人的な感想

最後に今回のプレゼンを視聴しての個人的な感想です。

Milk(ミルク)

個人的にも、仕事とプライベートな時間のメリハリは大事だなと感じます。例えば家族や友達と一緒にいる時に頭が仕事のことでいっぱいだったら自分もその瞬間を楽しめないですし、一緒に居る人たちにも失礼だと思ってしまいます。なので在宅やリモートには異論はありませんが、そういった働き方をする場合は、各自で仕事とプライベートのスイッチを切り替える仕組みを作っておくのが賢明だと思いました。(服装、作業スペース、明かりetc..)

What if it starts raining?

You don’t necessarily have to be a kind(good) person to everyone.