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日本語訳は全く同じ「Referendum」と「Plebiscite」のニュアンスの違いとは?

日本語訳は全く同じ「Referendum」と「Plebiscite」のニュアンスの違いとは?

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回は日本語訳が全く同じ「Referendum」と「Plebiscite」の違いについてのお話になります。

「Referendum」と「Plebiscite」のニュアンスの違い

まず両者の意味をざっくり確認しておきましょう。
Referendum
  • 品詞:名詞
  • 意味:国民投票
  • 関連:—
Plebiscite
  • 品詞:名詞
  • 意味:国民投票
  • 関連:—
どちらも日本語訳が同じで困ってしまいますが、両者にはたしかに明確な違いがあるようです。詳しく見ていきましょう。

違いは、その投票が憲法に関わるかどうか?

両者の意味自体には違いはありませんで、違いは「その投票が国の憲法に関わってくるものかどうか?」という点にあります。

つまり、その国民投票の結果が直接憲法に影響するのか、それとも関係ないところで行われているのか、の違いがあるわけですね。とはいえ「Plebiscite」のほうも、場合によっては投票結果が尊重されて法的な改革が起こることがあり得ますが。

ちなみに2019年現在話題の「沖縄辺野古基地移設問題」の県民投票は、憲法改正に関わるケースなので「Referendum(レファレンダム)」に分類されます。

まとめ

ポイント
  • Referendum は憲法にも関わってくる国民投票を指す
  • Plebiscite は憲法に関係ない国民投票を指す
  • 沖縄の辺野古基地移設問題を巡った投票は憲法改正に関わるテーマなのでReferendum

Milk(ミルク)

この辺りは結構ややこしいですね。この両者の違いについては、私がオーストラリアの英語学校で習ったことを思い出して書いていますが、今思えば当時はオーストラリアでも「同性婚」について議論が取り沙汰されていた時期でした。さり気なく時事ネタだったんだなぁ..としみじみ。