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【語順がカギ】ややこしい英文法「so that」と「such that」の違い・使い方を徹底解説。

【語順がカギ】ややこしい英文法「so」と「such」の違い・使い方を徹底解説。

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回は「so that」と「such that」の使い分けについてのお話になります。

so と suchの違い・使い方

「so that」と「such that」の違いでややこしいのが、どちらも同じような定型文法で使われるという点。まずはこの定型からおさらいしておきましょう。

MEMO
  • 「so ~that SV…」SがVな程~である
  • 「such ~that SV…」SがVな程~である
  • ※Sは主語、Vは動詞

つまり、どちらも「名詞の状態を表す形容詞が具体的にどの程度のものなのか?」を表現する文法になります。「リンゴが美味しい」だけじゃなくて、「よだれがデロンデロンになるくらいリンゴが美味しい」まで表現する文法です。

Tommy(トミー)

This apple is so delicious!
このリンゴ、めちゃ美味しい!
To what extent?
どのくらい美味しいの?(心の声)

Tommy(トミー)

Tommy(トミー)

This apple is so delicious that my mouth fully watered!
このリンゴ、よだれがデロンデロンになるくらい美味しい!

では次に両者の違い、使い分けを見ていきましょう。

so thatの使い方

MEMO
・so + 形容詞 + 冠詞 + 名詞 + that SV…
「so」は「それ程/そんなに~」という動詞や形容詞を肉付けする副詞なので、名詞は修飾できません。だから形容詞が直後に引っ張られてきている、というイメージになります。

Tommy(トミー)

Darumako is so fascinating a lady that everyone falls in love with her.
だるま子は誰もが恋に落ちるくらい魅力的な女性だよ。

such thatの使い方

MEMO
・such + 冠詞 + 形容詞 + 名詞 + that SV…
「such」は「そういった/そんな~だ」という名詞を肉付けする形容詞なので、上記のようにオレンジ部分を一緒くたにしたひとかたまりの名詞が直後に来る、というイメージですね。

Tommy(トミー)

Darumako is such a fascinating lady that everyone falls in love with her.
だるま子は誰もが恋に落ちるくらい魅力的な女性だよ。

まとめ

ポイント
  • 「so that」と「such that」は形容詞をより詳しく説明する文法
  • 両者の違いは直後の語順で、soは副詞、suchは形容詞なのでそれぞれに応じた語順が後ろに来る
  • soの後は形容詞だけでも可だけれど、suchの後は何かしら名詞が必須

Milk(ミルク)

この辺りの語順は並び替え問題の形式でよく出ますね。とりあえずこういう文法があるということだけでも覚えておけば、訳し方でつまづくことはないかと思います。最初覚えづらい方は「so 形 = 早慶」「such a = サッチャー」の語呂合わせがお勧めです(笑)