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「a grain of salt(一粒の塩)」のもう一つの隠れた意味とは?

「a grain of salt(一粒の塩)」のもう一つの隠れた意味とは?

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回は「a grain of salt(一粒の塩)」の他意についてのお話になります。

「a grain of salt(一粒の塩)」のもう一つの隠れた意味とは?

一粒の塩を英語で表すと「a grain of salt」になりますが、実はこの表現にはもう一つの隠れた意味があります。

a grain of salt = 眉唾モノ

正解は「眉唾モノ」です。主に疑ってかかるべきような話に対して使われますね。

ちなみにセットでよく使われるのが「take」でして、「take ~with a grain of salt(~を話半分に受け取る)」というのが定番になります。

You should take his advice with a grain of salt.
彼のアドバイスは話半分に聞いたほうがいいよ。

a grain of salt が眉唾モノになった所以

参考文献
フレーズファインダーというサイトによると、a grain of salt がこのような意味になった理由は、西暦紀元77年に古代ローマのプリニウス博物誌に書かれていた内容が基になっているみたいです。

乾いたクルミを2つとイチジクを2つ、そしてルーの葉を20枚。これらをすり潰し、一粒の塩を加える。この混ぜ物を食べればいかなる毒をもたちまち消毒する。

この内容を後世になって見返した時に、有毒なものも一粒の塩を加えて口にすれば大丈夫!→ 疑わしい物事には塩をふって対処すべし!という風な解釈になったようです。言葉って面白いですね。

まとめ

ポイント
  • a grain of saltは「疑わしい物事/眉唾モノ」みたいな意味になる
  • takeとセットで「take ~with a grain of salt(~を話半分に聞く)」という感じでよく使われる
  • a grain of saltにこのような意味があてられたのは、古代ローマのプリニウス博物誌の記述が所以

Milk(ミルク)

この表現が出てきたら「一粒の塩」という文字通りの意味になることはほとんどありません。「塩をふる = 眉に唾をつける」みたいな連想イメージを持っておくと意味が覚えやすいかと思いますよ。