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「Go home」はどうして「Go to home」にならないのか?文法的に解説します

「Go home」はどうして「Go to home」にならないのか?文法的に解説します

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回は「Go home」が「Go to home」にならない理由についてのお話になります。

「Go home」が「Go to home」にならない理由

「Go home」の「home」は副詞だから

いきなり結論ですが、理由は「home」が副詞だから、です。

副詞というのは形容詞や動詞の内容を肉付けしたり説明したりする品詞でして、今回のケースだとこんな感じになっております。

「Go home」はどうして「Go to home」にならないのか?文法的に解説します

「Go = 行く」という動詞に対して「あなたは一体どこへ行くの?」という疑問を問いかけます..すると返ってくる答えが「自宅へだよ!」これが「home」の副詞的な役割になります。

では「Go to home」はダメなのか?

ここまでで「Go home」の仕組みが分かりました。では「Go to home」はダメな表現なのでしょうか?

こちらの結論は「文法的にOKだけど一般的には使われない!」といった感じになります。文法的に見てみると以下のように説明できます。

MEMO
Go(動詞:行く) + to(前置詞:~へ) + home(不可算名詞:普段生活してる家)
つまりこの場合の「home」は名詞になって、しかも「home」には「a/an/the」などの冠詞が不要な不可算名詞の性質があるため、この表現が成り立ちます。だから文法的にはOKなんですが、正直なところこの表現は使われません。

まとめ

ポイント
  • 「Go home」が成り立つ理由はこの場合「home」が副詞で「Go」を肉付けしてるから
  • 「Go to home」も文法的には成り立つけれど、一般的には使われない
  • 大人しくよりスマートな「Go home」を使おう

Milk(ミルク)

「Go home」や「On my way home」などなど、ホームって何で前に「To」が付かないんだろう..?と思う方は少なくないはず。キーワードは「副詞」ですね。