Milk(ミルク)
ある一地点を示す前置詞..とよく言われる単語「At」について、図解とともに見ていきましょう。
お品書き
前置詞「At」の使い方
「場所」のイメージ
まずざっくりしたイメージですが、図で表すとこんな感じになります。「At」で定番になる「ある一か所を指す時に使うんだよ」という説明がありますが、厳密にはその周りで何かをしているケースにも使えます。分かり易い目安としては、日本語で「~のところ」と訳した時に違和感がなければ前置詞「At」がピッタリだと言えましょう。
MEMO
例:人が海辺に立っていたら「He(She) is standing at the seaside.(彼/彼女は海岸(のところ)に立っている)」と表現することができます場所以外の使い方
また「At」には場所以外にも使われることがありまして、以下の2つはばっちり押さえておきましょう。時間
時間の概念の中でも、最も小さい「時刻」を現す時にも使えます。Milk(ミルク)
I got up at eight (o’clock).
私は8時に起きました。
私は8時に起きました。

MEMO
*「At night(夜に)」など例外もある状態
状態というのは、「今日はベストコンディションで..」とかそういった調子を指すものです。例えば「At my best」で「(私の)べストコンディション」という風に表現できます。また「At least(少なくとも)」という表現がありますが、これも次のようなニュアンスになっています。英語で
At least
直訳すると
「最も少ない状態で」
最少限の状態ということだからピッタリな訳は..
少なくとも/
では最後に全部ひっくるめた使い方例を見ていきましょう。
使い方例
Tommy(トミー)
I saw Dolly work very hard at the office earlier.
(さっきドリーがオフィスで一生懸命仕事してるのを見かけた)
(さっきドリーがオフィスで一生懸命仕事してるのを見かけた)
Dolly(ドリー)
I got up at six this morning and went to work.
(わしは今朝6時に起きて会社に向かったぞい)
(わしは今朝6時に起きて会社に向かったぞい)
雪 だるま子
I’m at my best during a winter season.
(私は冬に一番調子がいいわ)
(私は冬に一番調子がいいわ)
まとめ
ポイント
- 前置詞「At」は場所や時間、状態を表す時に使われる
- 場所を現す場合は「On」や「In」と違って何かの中や表面に接地している必要はなく、どこか「~のところ」と表現できるところに居れば「At」が使える
- 「At」は基本的に「In」や「On」より狭い範囲を指して使う(時間ならば時刻、場所ならば地点)
Milk(ミルク)
前置詞はややこしいのが多いですが、それぞれ核となるイメージみたいなものはあるので、そこを押さえればすぐ見分けがつくようになります。Atは基本ながら最初のうちに理解しておかないと後々大変です。