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【日本語解説付き】TEDでコミュニケーションを学ぶ動画「誤解が生まれるまで(それを回避する方法)」

【日本語解説付き】TEDでコミュニケーションを学ぶ動画「誤解が生まれるまで(それを回避する方法)」

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回はTED Talksで私が視聴した動画を紹介します。

「How miscommunication happens(and how to avoid it)」

タイトルは「How miscommunication happens(and how to avoid it)」で、日本語に訳すと「誤解が生まれるまで(それを回避する方法)」みたいな感じでしょうか。動画は4分くらいでして、「コミュニケーションにおける認識のずれ」についてのショートムービーでした。

プレゼンの要約

ではまず動画の全体像をつかんでおきましょう。要約は私が一人で行ったものなので、ポイントがずれていたらすみません(笑)

要約
  • 同じ場所で顔を合わせて同じ言語を喋っていても人間のコミュニケーションは複雑なものであり、誤解や思い違いを生むことは付き物
  • 人はメッセージのやり取りをする際に自分自身のレンズを通して送受信していて、ちょうど粘土のかたまりでキャッチボールをしているようなイメージ(キャッチしたら自分の手形に変形する)
  • しかし以下のポイントを知っておけば人間関係における誤解を減らすことはできる:①受け身な聴き姿勢とアクティブリスニングは違うと認識すること、②目と耳、そして直感で話を聴くこと、③ちゃんと理解してもらうために、自分も相手の言ったことへの理解に努めること、④自分の主観的な色眼鏡に気を付けること

プレゼンの見どころ表現

次にプレゼンの見どころとして、ためになる英語表現をまとめてみました。

Or maybe you’ve been in an argument when the other person suddenly accuses you of not listening to what they’re saying at all?
それか誰かと口論していて、その相手に突然、あなたは全く話を聞いていないと非難されたことはありませんか?

ポイントは「accuse 人 of 物事」の動詞句でして、「人を物事のことで非難する」という意味になります。accuseの後には大抵前置詞ofが来るので、その後ろのことで非難しているんだなぁと覚えておきましょう。

Little Milk

As human, we can’t help but send and receive messages through our own subjective lenses.
人間なので、私たちは自分自身の主観的なレンズを通してメッセージを送ったり受け取ったりせざるを得ません。

「can’t help but do」は「~したとしてもしょうがない/~せざるを得ない」みたいな妥協のニュアンスを含んだ表現でして、私は高校の英語で習った記憶があります。あまり使われているのを聞いたことはありませんが、便利な表現なので覚えておくといいですね。

Little Milk

it’s no wonder our messages sometimes turn into a mush of miscommunication.
時に私たちがやり取りするメッセージが誤解でごちゃ混ぜになっても、それは何らおかしくはないのです。

ポイントは「it’s no wonder (that)~」で「~でも何ら不思議ではない/~でも当然だ」という構文になります。

Little Milk

注意
引用文中の和訳は筆者によるものです

プレゼンの個人的な感想

最後に今回のプレゼンを視聴しての個人的な感想です。

Milk(ミルク)

今回はTED Edという教育向けのショートムービーでしたが、たった4分にかなり為になる情報が含まれていました。コミュニケーションの中でいつだって起こり得る認識の齟齬、すれ違い、勘違い…人間だからそれを100%抑え込むことはできませんが、ある程度立ち向かうことはできます。人間関係を円滑に愉しむためにも知っておいて損はないと思います。