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【日本語解説付き】TEDで対人スキルと英語力を同時に磨く「助けを求める方法ーYesをもらう」

【日本語解説付き】TEDで対人スキルと英語力を同時に磨く「助けを求める方法ーYesをもらう」

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回はTED Talksで私が視聴した動画を紹介します。

「how to ask for help – and get a “yes”」

タイトルは「how to ask for help – and get a “yes”」で、日本語に訳すと「助けを求める方法ーYesをもらう」みたいな感じでしょうか。動画は12分くらいでして、「周りの人に上手に助けてもらう方法」についてのプレゼンテーションでした。

プレゼンの要約

ではまずプレゼンの全体像をつかんでおきましょう。要約は私が一人で行ったものなので、ポイントがずれていたらすみません(笑)

要約
  • 私たちはお互いが内に秘めている頼み事が何なのかいまいち分かっていないことが多いが、それを上手く伝えて相手にこちらを助けるモチベーションを与えることがなかなかできない
  • 周りの人に助けを求める際に必要な4つのポイントは、①何をして欲しいのか、そしてその理由をはっきり伝えること、②頼みごとをする時に免罪符を貼ったり前もって謝らないこと、③Eメールや文面で頼み事をしないこと、④何か助けてもらったら感謝の気持ちや助かった旨をしっかり伝えること
  • 他人のサポートなしに生きていける人、成功できる人はいないので、どんどん周りの助けは求めよう

免罪符を貼った頼みかたは例えばこんな感じになります。

Tommy(トミー)

I’m so, so sorry that I have to ask you for this.
こんな頼み事をするのは本当に、本当に申し訳ないんだけど…
要は申し訳ない感を出し過ぎない方がいいですよ、ということらしいです。理由としては、気持ち的に距離感が出てしまったり、そもそも申し訳ない感じで頼まれてもモチベーションがいまいち上がらないからということでした。

プレゼンの見どころ表現

次にプレゼンの見どころとして、ためになる英語表現をまとめてみました。

Even though in many ways it’s foolish for us to be afraid to admit we need help, whether it’s from a loved one or a friend or from a coworker or even from a stranger, somehow it always feel just a little bit uncomfortable and embarrassing to actually ask for help, which is, of course, why most of us try to avoid asking for help whenever humanly possible.
あらゆる場面で、周りの助けが要ると認めるのを恐れることは馬鹿げています。にも関わらず、それがパートナーや友達、同僚、赤の他人でさえ、どうしたものか助けを求めることはどこか居心地が悪くて気恥ずかしいものに感じてしまいます。そういう訳で、大抵私たちは周りの助けを求めようとせず、できる限り避けようとさえします。

一文が長くなりましたが、ポイントは2つです。まずはEven thoughでして、「~だが(にも関わらず)、こうだ」という逆説表現となります。次に「for 人 to do原形」で「人が~すること」という便利表現も含まれていまして、重要文法の宝石箱みたいな一文かと。どちらも中学レベルですが頻出文法ですね。

Little Milk

They get nasty real quick, don’t they?
すぐに気まずい感じになってしまいますよね?

これは相手が求めている助けが何なのかよく知りもしないまま手を差し伸べたら、そもそもその人は助けを必要としてなかった…というシチュエーションの話です(笑) ポイントは2つでして、real quick(すぐに)というスラングとdon’t they?という付加疑問文です。real ~は文法上間違ってはいますが、副詞として機能しています。よく口語で出るので押さえておきましょう!

Little Milk

付加疑問文「〜だよね?」を完璧に使いこなすたった3つのステップ付加疑問文「〜だよね?」を完璧に使いこなすたった3つのステップ

Nobody succeeds in a vacuum. More than ever, we actually do have to rely on other people, on their support and collaboration, in order to be successful.
周りとの関わりを持たずに成功する人はいません。私たちは、これまで以上に、成功するために他者の助けや協力に頼っていかなければなりません。

in a vacuumで「孤立して/周りとの関わりをもたずに」という意味になりまして、vacuumの「真空中の」という意味が転じています。また英語の強調表現として「do + 動詞原形」も押さえておきたいポイントですね。

Little Milk

注意
引用文中の和訳は筆者によるものです

プレゼンの個人的な感想

最後に今回のプレゼンを視聴しての個人的な感想です。

Milk(ミルク)

「人は一人では生きてはいけない」とはよくいったものですが、じゃあ具体的にどうやって手を取り合えばいいの?という重要な部分が分かった気がしましたね。心で通じ合う!というのも素敵ですが、少なくとも関係値が浅いうちはちゃんと口に出して助けを求めて、助けてもらったらしっかり感謝の気持ちを伝えるというのは心がけていきたいものです。