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【日本語解説付き】TEDで英語力と創造性を同時に育む「独創的な人の驚くべき習慣」

【純日本人ミルクpresents】TEDで英語力と創造性を同時に育む「独創的な人の驚くべき習慣」

Milk(ミルク)

こんにちは、ミルクです。
今回はTED Talksで私が視聴した動画を紹介します。

「独創的な人の驚くべき習慣」

タイトルは「The Surprising Habits of Original Thinkers」で、日本語に訳すと「独創的な人の驚くべき習慣」みたいな感じでしょうか。動画は15分くらいでして、「独創的なアイデアを出す人にはこんな習慣があるよ」というプレゼンテーションでした。

プレゼンの要約

ではまずプレゼンの全体像をつかんでおきましょう。要約は私が一人で行ったものなので、ポイントがずれていたらすみません(笑)

要約
  • 創造的な人の3つの特徴は①手を付けるのが遅い、②常に自分のアイデアに疑いを持ち「これでいいのか?」と考える、③アイデアを試すことにしっかりビビりつつ発信を続ける
  • 独創的な人は自分を疑うのではなくアイデアを疑い、もっと良い案はないかと常に探りを入れている
  • アイデアを試す段階で他の人同様「失敗しないかな?」と恐怖心を感じつつも、浮かんだアイデアを試すためにたくさんアウトプットしている

プレゼンの見どころ表現

次にプレゼンの見どころとして、ためになる英語表現をまとめてみました。

When I was a kid, I took Nintendo games very seriously. I would wake up at 5am, start playing and not stop until I had mastered them.
私は子供の頃、任天堂のゲームにとても夢中でした。当時は朝の5時には起きてプレイし始め、完全にマスターするまでは手を休めませんでした。

これはアダム氏の幼少期を回想している時のフレーズです。こんな時に頻出なのが「よく~したものです」と昔を振り返る「would ~」でして、文脈によって他のwouldの用法とごっちゃにならないように気をつけたいものです。

Little Milk

I made a to-do list with steps on how to procrastinate. And then I worked diligently toward my goal of not making progress toward my goal.
私は先延ばしのステップを書いたTODOリストを作りました。それから私は一生懸命、ゴールに向かって前進しないというゴールに向けて頑張りました。

先延ばしが性分に合わないアダム氏が、創造的な人の特性として「手を付けるのが遅い」を検証するためにあえて先延ばしをするのに奮闘するところを描写した場面です。最後の「ゴールに向かって前進しないというゴールに向けて」という表現が良い感じにひねくれていて気持ちいいですね(笑) 英語でもこうした一捻りある表現ができるようになればすっかり上級者と言えるでしょう。

Little Milk

So the lesson I learned is that to be original you don’t have to be first. You just have to be different and better.
つまり私が学んだことは、独創的になるためには先駆者である必要はないということです。ただ他と違っていたり、優秀であればそれでいいのです。

これはスピーチの結びやまとめで便利ですね。「そこからこんなことを学びました」と言いたい時にシンプルで使いやすい言い回しだと思いますよ。

Little Milk

They know that in the long run, our biggest regrets are not our actions but our inactions.
彼らはただ知っていただけなのです。長い目で見れば、私たちの最大の後悔はやったことではなく、やらなかったことにあるのだと。

これは独創的な人の失敗への恐怖心との向き合い方を説明しているシーンです。注目は「not A but B」の構文でして、「AでなくBである」という頻出表現です。

Little Milk

その他、アダム氏が好んで使う「Sure enough(案の定)」もスピーチや日常会話でかなり便利ですね。

Tommy(トミー)

Sure enough, she was cheating on me.
案の定、彼女は僕に黙って浮気をしていたよ。
注意
引用文中の和訳は筆者によるものです

プレゼンの個人的な感想

最後に今回のプレゼンを視聴しての個人的な感想です。

Milk(ミルク)

レオナルドダヴィンチも名画「モナリザ」を仕上げるまでに16年もかかっていたり、マーチンルーサーキングJrも有名なあのスピーチの直前、檀上に上がるまで原稿を書き換えたりしていて、最終的にふと浮かんだ「I have a dream.」が口を突いてでたという逸話を引き合いに出したり面白いスピーチでした。特に「独創的な人はそもそもアウトプットの数から違うんだ」というくだりはハッとさせられました。自分も、もっともっと発信をし続けよう…と(笑)
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